ナンベイオオクワガタ (ロトゥンダトスツヤケシクワガタ) の飼育記録

ナンベイオオクワガタ
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基本情報

□ 学名:Metadorcus rotundatus

□ 和名:ナンベイオオクワガタ (ロトゥンダトスツヤケシクワガタ)

□ 産地:ブラジル リオ・グランデ ド・スル州 ペロタス

□ サイズ:♂20 mm 前後 ♀10 mm 前後

□ 備考:2023年に初めて日本に輸入された種類である。

♂個体 (別個体) の紹介です。

♀個体 (同個体) の紹介です。

サイズの小さい種ですが、♂の大あごはしっかりと発達しています。ただ、サイズが 20 mm を下回ると迫力が落ちます。写真の♂は20 mm up の個体でマッチョ感が出ていてカッコいい✨ (笑) 。そもそものサイズが小さい種であるためスマホで上手く撮影できませんでしたが、光の当たり具合によって青く発色します。撮影用のカメラでも買おうかな…

飼育情報

ペアリング (2024/08/13)

あるショップさんから累代品 (WF2) の成虫トリオ (♂♀♀) を購入。同年5月羽化個体で後食を開始していたため同居ペアリングを3~4日行った。この際、アゴ縛りは行っていない。交尾意欲は高いのか容器に入れてすぐにペアリングを開始した。国産オオクワガタのように同居している様子は見られなかった。また、ペアリングから羽化まで20~22℃で管理を行った。サイズが小さい種であるためゼリーに体が張り付いて動けなくなったり溺れることを避けるために、プロゼリーを4分の1カットで与えた。

産卵セット (2024/08/17)

産卵にはクヌギ一次発酵マットと、手で割れるくらいの柔らかい産卵木を使用。マットは強く握ってもしみでないくらいの水分量で調整した。マットの底は2~3割固詰めで、その上に1分くらい加水した材を乗せる。その上から材が隠れるくらいまでは軽く詰めて、その上には軽くマットをかぶせて転倒防止材として水苔を敷いた。

マットのみでも産卵は可能。この場合はマットの3割目まではかなり固詰め、8割目までは固詰め、残りはマットをかぶせるようにセットを組んだ。

♀の前脚は特に発達している様子はなくマットに潜るのが優れて得意には見えないため、マットだけで産卵させるよりも足場となる材を入れて産卵させた方が♀の体力温存にもなり産卵数が伸びると考えられる。

割り出し (2024/10/13)

成虫サイズが小さい種なので、左の写真のように2~3齢まで加齢してから割り出しを行った。約1か月のセット×4でトータルで60匹以上の幼虫が得られた。

幼虫飼育

♂♀ともに 産卵セットと同じマットを使用して、200 cc プリカで1本返し。我が家では♂♀ともに割り出しから3~5か月で羽化した。オスの方が1か月くらい羽化が遅い傾向にあるが累代には支障がなさそうである。

上記の方法で約7割くらいの個体が羽化したが、3割ほどの個体はほぼすべてが蛹のタイミングで☆になった。中でも♂の方が多く落ちた印象でサイズも大きめだったことから少し栄養価が高かったのかもしれない。羽化してきた♂個体は18 mm ~23mm くらいでそれ以上のサイズは出にくい可能性がある。

その後…

羽化後も同じ温度で管理を行い、羽化から約1か月程してペアリングをさせて産卵セットを組んだが坊主…ペアリングの段階で、購入した個体をペアリングさせた時よりも反応が悪かった。もしかすると少し温度を下げて休眠させる必要があるのかもしれないし、WF3の個体であるため累代に弱い種なのかもしれない。もし詳しい方がいればぜひ教えていただけると幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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